2016年4月26日火曜日

キー。

上に住んでるおじいさんがとにかくやたら愛想がいい。
日に何度も何度も通りかかっては挨拶をしてくれる。
「いやどうもどうも」と右手を縦に振りながらにこやかな笑顔だ。

と、最初は思っていたがある時からなんかおかしいなと思い始めた。

ある日「ちょっとごめんなさいね。鍵が開かなくてね…お願いできますか?」と。
あぁ鍵壊れたのかな?って玄関まで付いて行った。
カチャっと一番右まで回してまた半分くらい鍵を戻すといとも簡単にドアは開いた。

「いやどうもすみませんね!長く住んでるけどこんなことは初めてでして」とまたにこやかなに笑うもんだから「いえいえ大丈夫ですよ」と戻った。

また翌日も「いやどうもどうも」と何回も挨拶をされる。
するとまた「鍵がね、開かなくてね…お願いできますか?」と来た。
ん?今度は本当に壊れたのかな?と玄関まで付いていき一番右まで回してガチャという音がしたら半分戻すとまた開いた。

「あ、もしかして半分戻さずに鍵抜こうとしてません?」と聞くと「いや長く住んでるけどこんなこと初めてでして…」とまたにこやかに笑うから「いえいえ大丈夫ですよ」と戻る。

と、文頭からここまでのやり取りを去年から少なくとも10回は繰り返していた。

1日に何十回の挨拶にも慣れ近づいてきたら自ら何も言わず玄関まで付いて行って鍵を開けてあげていた。

昨日また玄関を開けてあげて戻る時に管理人さんに遭遇した。
「あれ?どうしたんですか?」と言われたのでこれまでの経緯を話したら管理人さんは「あらまぁそれじゃあ今までずっと開けててくれたの??あのおじいさんは認知症でね…私も何度も鍵は右に回してガチャって鳴ったら半分戻すって教えてんだけどねぇ…」と。

きっとこの先も何回も鍵を開けさせられその度に「こんなこと初めてでして…」と言われるんだろうけど毎回俺も「あらぁそうなんですね〜…」と言うんだろうけど。



ここんとこは「アンダー・ザ・ドーム」に夢中です。
まだシーズン1なんで一番のめり込んでる時期ですがどんどん続いて落とし所がわからなくなりダラダラ続いた「LOST」みたいになるのはちょっとご勘弁願いたい感じですね。

と、ここまでの書いて調べたら脚本は「LOST」の人…
どうりでなんだか作りが似てるかと…


夜はTHE BLACK COMET CLUB BAND集会。
スタッフチームも参加してアルバム選曲会議。
首謀者である高野氏のMCでそれぞれ意見を出し合いアルバムの概要は決まった。
スタッフチーム退出で引き続きアレンジ作業を。

まだまだ詰めなきゃいけない箇所がいろいろとね。

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