2018年2月15日木曜日

男一匹道玄坂憤慨説教日記。

 

 
神山町辺り。 二十歳くらいの頃に先輩が住んでいてしょっちゅう遊びに来てた。
昔と変わりお洒落な店が増えて「奥渋」という名称で密かな盛り上がりらしい。
朝からいろいろあって、でもとにかく歩いて渋谷まで。

待ち合わせまで2.3時間ある。 まるこに行こうとしたら店長銀次が出張中ということでやめにしてしばらく街を徘徊してると目に飛び込んできた馬力の看板。
先日のshowboat打ち上げで「せっかくだし高円寺らしいお店を」と俺が先導して先輩方を連れて行ったら驚くほどに接客態度が悪い。いくら温和な俺でも爆発しそうだっ たがぐっと飲み込んで黙って呑んでいたがせっかく連れてきてこれじゃあ残念としか言いようがなかった。

  渋谷店には1.2度しか入った事ないがアルコールが入った状態だったし細かくは憶えてないのでここはひとつ入ってみることにした。
  店員は厨房に男性、レジに女性。 2人とも40代中盤より上、もしかしたら同じくらいかもしれない。
「いらっしゃいませ」も「いらっしゃい」も無し。
「1人です」と言うと厨房の男性がチラリとこちらを見ただけ。
ま、いっかと勝手にカウンターに座る。 周りには若い男女と男性2人の2組。そのどちらもが「すいませーん麦酒ください」とか「すいませーん」と声を掛けているにも関わらずそのおばさんも一切返事をしない。
俺も「すいません生を1つ」と注文すると黙ってジョッキをガンと目の前に置かれた。
ほほぅ。
まぁいいじゃない。
落ち着け。
と麦酒を流し込むがこれがまたマズイ。
もうこの時点でこの2人のやる気のなさ、無愛想さにうんざりしてきた。そのくせカウンター内では2人で談笑してクククと声を殺して笑っている。
すみません串盛り合わせをください。という注文にも当然黙って厨房から手を伸ばしガンと皿を置く男性。
ほほう。
虫の居所が悪かったような感じでもなく俺が何か気に触る事を言ったわけでもなく彼らはこれがデフォルトで分け隔てなく誰に対しても無愛想で感謝の気持ちのカケラも感じられ ない仕事っぷりだった。


他の2組は帰った。
麦酒がマズイのでホッピーを注文。
まぁとにかく怒って無駄なパワーを使いたくない。
これ呑んだら出ようと思ったがもう一品。 豚足か厚揚げだな。 「すいません豚足を」と注文すると。 「あ、ごめん豚足今日ないんだわ」ときた。
その瞬間火が点いた。プッツンしちゃいました。

  「ごめん??おいコラ、お前は俺のツレか??ごめんだと???」

あ、違うこんな口汚い言葉ではない。

「え?君とボクって友達でしたっけ? だいたいさっきから君の接客、とても良くないよ。 そのようにお客を不愉快にさせる接客で月謝をもらい生計を立てているわけですよね?恥ずかしくはないんですか?それでいいんですか? ボクですか?もちろん素面です、あ、さっきここで呑んだのが一杯目ですよ。ただやっとありつけた一杯目であなたのような不愉快極まりない態度されるとお金払った以上は黙っ てられないんですよ。職業意識ってあります?その最低の接客態度もう少し考え直したらどうですか?」と客が誰もいなくなったのを見計らってやんわりと丁寧に提案してみた。
俺は何も間違っていない。 彼らの為にもここは嫌な気分になるけど言わないと。
と、言いたい事言ってここで会計して店を出ればよかったのにタイミング悪いことに先程豚足のドサクサに紛れて注文していた厚揚げが出てきた… しかもホッピーもまだ外2杯はいけるくらい充分残ってる。

  バツの悪い空気が流れる店内。
 全く反省の色のない店員。
これじゃあ俺がただのめんどくさい客みたい。
高円寺も渋谷も馬力グループには今後二度と行かないと心に誓った。

待ち合わせて打ち合わせ。
事前に準備した資料も俺の落ち度アリで何も進展せず後日仕切り直しに。
踏んだり蹴ったりな渋谷の夜だった。


俺の中でも確実にNo.5に入る二つのラーメン屋が同時期にカップ麺を発売。
なぜ…絶対にあのモチモチな自家製麺をカップ麺では再現できるはずないから買わない。
ガッカリしたくないから。

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